デザイナーズマンション > デザイナーズマンション豆知識 > 海外でのデザイナーズマンション事情
デザイナーズマンション豆知識海外でのデザイナーズマンション事情
海外においてもやはり有名な建築家、デザイナーによる設計でマンションが建設される場合がよくあります。しかし海外の不動産に対する認識や考え方は、日本のそれとは根本的に異なります。
日本の場合、不動産は新しければ新しいほど価値が高く、時間の経過に伴ってその価値が下降していくのが普通です。一般的な認識としても同様であり、ほとんどの人が「古いマンションよりも新しいマンションに住みたい」と考えます。そのため日本の建物の寿命は海外における建物の寿命よりも遥かに短く、「使い捨ての日本住宅」と形容されるほどです。近年ではスクラップ&ビルドは環境的な問題があるという指摘も聞かれますが、それほどまでに日本の建築は入れ替わり建ち替わりの激しい状態にあるというわけです。
一方海外、特に欧米においては、不動産を資産として運用する考えに基づいて設計、建設、維持されるのが普通であり、場合によっては時間の経過に伴って資産価値が上昇していくといったケースも見られます。「建物を使い捨てする」という日本とは違い、「建物を育てていく」という意識が一般的なのです。そのため、デザイナーズマンションも限りなく実用性が追求され、デザイン性は二の次となるのが普通です。もちろん高度なデザインを併せる施工技術が確立されているので、実用性、デザイン性ともに洗練されたマンションが多いと言えます。また、有名な建築家アントニ・ガウディの代表作の一つでもある、スペインはバルセロナの「カサ・ミラ」などのように、完全に文化・芸術を目的とした建築がなされるのも日本と海外との大きな違いであると言えるでしょう。