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これが一枚上手のデザイナーズマンション!
一枚上手のデザイナーズマンション!〜素材編〜
デザイン性もさることながら、使用される建材も良質なものを選んでこそ「良いデザイナーズマンション」と言うことができます。特にマンションの構造や配管設備といったなかなか目に触れない部分においても、しっかりとした素材を用い頑丈な作りになっているものが望ましいでしょう。また、コンクリートの中に埋められている鉄筋などにおいても、その配列の仕方や間隔などによってマンションの持つ強度や性質は変わってきます。こうした部分はなかなか目で確認する事はできませんが、これらの「目に見えない部分」を調査する専門家がいます。
通常「インスペクター」と呼ばれる彼らは建物の精密調査を専門とし、欧米などでは不動産取引において第一線で活躍しています。インスペクターは様々な専用機器を用いて建物の調査(インスペクション)を行うわけですが、その例としては施行精度を計測するための「オートレーザー」や、天井や壁の内部などを調査するための「ファイバースコープカメラ」、シックハウス症候群の危険性を調査するためのガス探知機「マルチガスファインダー」、コンクリート内部の鉄筋の距離、間隔、状態を調べるための「ウォールスキャナー」などが挙げられます。これらによりマンションの精度や性質を詳しく知ることができ、同時にそのマンションの問題点なども浮き彫りとなります。インスペクションは日本においてまだまだ定着したものであるとは言えませんが、「確かな部屋選び」を行うためには、こうした専門家の力を借りる必要もあるでしょう。
一枚上手のデザイナーズマンション!〜セキュリティー編〜
最近は物騒な話をよく耳にします。「住宅への不法侵入」「ストーカー被害」「強盗」などといった事件がメディアを賑わせ、特に一人暮らしの女性にとっては安心できない世の中になってしまいました。そこで、マンション選びの際にもっとも女性の関心を引くのがセキュリティーシステムです。最近ではオートロック式のマンション玄関が一般的になってきましたが、それではまだまだ物足らないという人も多いのではないでしょうか。また、ホームセンターなどでは自分で取り付けが可能な防犯グッズなども市販されていますが、それでもやはり少々心細いと感じる人も少なくないでしょう。
最新の防犯システムでは、顔や指紋などから個別に情報を取得し、それをキー情報とするものなどがあります。また、窓ガラスとして強化ガラスを採用したものや、玄関には来訪者の顔を確認するためのテレビ電話などが備えられたマンションなどもあります。やはり、不特定多数の人間が同じ建物内で暮らすことになるわけですから、そこに訪れる人も様々です。中には良からぬ動機で侵入する者もいるかも知れません。現代において、セキュリティーシステムはマンションに欠かせないものとなっています。いずれにせよ、導入されているセキュリティーシステムの先進性云々以前に、セキュリティーシステムの充実化を図ろうという方針のもとに設計されているマンションこそが、「優良なマンション」であると言えるでしょう。
一枚上手のデザイナーズマンション!〜水廻り編〜
水廻り関係の設備は、特に女性にとっては無視できないところでしょう。キッチンなどでは大型のシステムキッチンが備えられ、オール電化仕様となっているものもよく見かけます。これによって火災の危険性が大幅に下げられ、また効率的な調理ができるだけでなく掃除なども簡単に行えるというメリットがあります。見た目もガスコンロよりすっきりとしており、生活感が出てしまいがちなキッチンを、一つの演出空間として活かすこともできるのは嬉しいですね。キッチン周りのタイルなども、油を吸収してしまう特殊な素材のものや、一拭きだけで簡単に汚れを除去できる特殊なコーティングが施されたものなど、良質な素材が用いられていることも少なくありません。
バス関係では、機能的なバスタブを採用することで様々なリラックス効果を実現するだけでなく、ミストサウナやスチームサウナといったものまで可能とするシステムなども既に開発されています。また、通常浴室は他の部屋と完全にシャットアウトされているものですが、内壁にガラス製などの透明な素材を用いることで、開放的な空間を演出したりといったケースもよく見られます。開放的な気持ちで入浴を楽しむことができるというわけですね。
トイレに関しても、最近ではタンクレスの便器などをよく見かけます。これにより室内をすっきりとし、また敬遠しがちな「トイレ掃除」もよりやりやすいものとなるわけです。水廻りは生活と密接な関係にある場所であるだけに、より洗練された機能性が求められます。デザイナーズマンションのデザイン性と最先端の機能性を併せることで、ストレスの無い快適な生活空間が実現されます。
一枚上手のデザイナーズマンション!〜内装編〜
さて、ここではいよいよ内装について触れていってみましょう。デザイナーズマンションの内装は、設計を手掛ける建築家、デザイナーの一つの見せ場です。部屋選びをする際もやはりもっとも注目したいのは、この「部屋の内装」ではないかと思います。
デザインの善し悪しは個人の好みや趣向などによるものですが、一枚上手のデザイナーズマンションとして「施行精度」は見逃せません。たとえば床や壁にひび割れや隙間はないか。雨漏りの形跡はないか。床面を歩いた時きしんだりはしないか。傾きはないか。色々とチェックしたい項目があります。やはりマンションとしての完成度を見るのであれば、デザイナーズマンションであれ一般のマンションであれ、施行精度を規準として判断するのが賢明でしょう。特に、鉄筋コンクリートのマンション最上階などでは、屋上の状態もチェックしておきたいところです。屋上にひび割れなどが見られる場合は、雨漏りの危険性があります。マンションの場合はコンクリートを使用されることがほとんどであり、木造マンションというのは皆無です。コンクリートの場合、木造と違って「壁から雨漏りをする」場合もあります。雨漏りだからといって「天井から」とは限らないわけです。
また、室内に演出のための柱を設ける場合もあります。柱としての機能はほとんど持たないものも中にはあるわけですが、こうした演出も過剰になっていくと生活の邪魔にしかなりません。最近では螺旋階段なんかも人気を集めているようですが、これも従来の階段と比較すると使い勝手が良いとは言えなく、転落の危険性も高くなります。デザインばかりに目を向けず、実用性にもしっかりと着目しながら部屋選びをしたいところですね。
一枚上手のデザイナーズマンション!〜立地編〜
マンションを選ぶ際は、その立地条件も必ずといっていいほどチェックするでしょう。近くにスーパーやコンビニはあるか。駅までの距離はどのくらいか。繁華街まではどのくらいか。近くに病院はあるか。人によって着目するところは様々でしょうが、立地条件で妥協する人は案外少なくないようです。「駅まで少し遠い。でもこのマンションに住みたい。少し不便だけどここに決めてしまおう」と、こういう決め方をしてしまうとほとんどの場合が後で後悔する羽目となってしまいます。これまでに何度の述べてきましたが、いくら「デザイナーズマンション」であるからと言っても、やはり部屋選びの基準は「生活の利便性」に置くのが賢明であると言えるでしょう。特に「立地条件」はその物件の価値に直接的に関わる重要な要素です。しっかりと下調べをした上で、正しい判断を下したいところですね。
結論として、「本当に良いデザイナーズマンションは、通常のマンションとしても高い評価を得られる、実用性の高いマンションである」という事が言えます。デザイナーズマンションですからやはりそのデザイン性をもっともフォーカスしたくなる気持ちも分かるのですが、やはりデザイナーズマンションも「マンション」です。生活の基盤となるものですので、実生活をしっかりと考慮してあるものこそが本当に良質なデザイナーズマンションであると言えるでしょう。立地条件もよく施行精度も高い。セキュリティーシステムも充実されておりデザイン性も高い──という物件と巡り合えれば最高ですね。